偏見と思い込み
小学生の頃音楽の授業で最後にクラシックの音楽を流すだけの音楽鑑賞の時間があった。
クラスメートの反応を見る限り、その音楽鑑賞は人気がないようだった。
「クラシック=つまらない、古くさい、面白くない音楽」 という「認識」があって、小学生たちはそういったものを「好かない」という「思い込み」があって、その偏見と思い込みに従って、「授業に対していやがってる態度を取る」子供たちが多かったように記憶している。
ではどんな曲ならみんながいやがらないのかといえば、最新流行のJ-POPだったり、子供が相手であればアニメやゲームのサントラであったり、あるいはロックとか洋楽という子もいたかもしれない。
私は当時クラシックの音楽を聴くのが大好きというわけではなかったけど、授業という機会があってそのときに鑑賞するのは悪くないと思っていた。それにみんながいやがるほどつまらなかったり、古くさかったり、面白くないとは思わなかった。
どんな環境のクラスだったかは人によって違うと思うので一概には言えないと思うけど、クラシック音楽を鑑賞しますといったときの一様な小学生たちの嫌そうな雰囲気、分かりませんか? そんな文化度が低い小学校ばかりではないのかな。
今思うとあれは、大人から押しつけられたものに対する反発心にすぎなかったんじゃないか。
実際はクラシックというのは時間が淘汰した結果残った曲ばかりな分、まだそういったことがない最新流行の曲より全体的にクオリティが高いわけですよ。
偏見や思い込みをなくして聞けば、その中には自分が好きな曲もあるかもしれない。
偏見と思い込みでもって、ものごとを色眼鏡で見ることによって、そういったせっかくの機会を見逃してしまうこともあるんじゃないか。
長年生きてきて身にしみてしまった偏見でなくて、まだ生まれて数年しか経ってない小学生たちにもそのようなことがあるんですよ。
いやむしろまだ人生経験が少ない分身近の矮小な情報に簡単に洗脳されてしまうのかもしれないけど。
まったく偏見や思い込みを無くすことは不可能かもしれないけど、なるべくそういったものからは自由であった方が嬉しいなと思うのです。
上記のニコニコは私が好きな曲です。