「タイタニア」25話

「熱砂の激闘」の巻。

あらすじ・ザーリッシュ・タイタニア率いるタイタニア軍が辺境の惑星バルガシュにやってきた! 目的はタイタニアの公敵にして弟のかたきであるファン・ヒューリックの生け捕り。主権を主張するバルガシュ政府及びバルガシュ正規軍としてはザーリッシュの軍事行動をしたいようにさせておく訳にはいかず、結果としては反タイタニアのヒューリック一派と共に戦う羽目になる。トゥルビル少将の明日はどっちだ。

というお話でした。
先週の感想でブーブーいってた正直じいさん号の本当の最期でございます。
原作ではこれ見よがしに廃棄された正直じいさんを砂漠に配置して、それをおとりとして、砂漠の中に潜んでいたドクター・リー配下の軍艦が真上にやってきたザーリッシュ艦隊の旗艦タイフーンを近距離射撃、という流れでした。
アニメではドクター・リー配下の軍艦がバルガシュ正規軍のお出迎えに行っていたので(しかしよく考えるとその行為ってなんか意味あるのか? 全然わからんのだが)どうするのかなーと思ってたら、正直じいさん号自体に罠が仕掛けてあって、タイフーンを狙い撃ちしてました。
広い砂漠の中でたった1隻の船の真上を丁度旗艦が通るようにおびきよせるなんて、ヒューリックとバルガシュ軍との連携はすごいなあ!
リラの死ぬまでのいきさつの原作とアニメの差異と似たような感じで、正直じいさん号の最期も変更が加えられたというわけですね。
原作より派手に、感傷的に、ヒロイックに、というわけですな。
ふーむ。
まあもうどうでもいいか!
リラのときと同じように明らかに変更したせいで作戦が説得力を失っていたり、現実感減ってたりしているわけですが、今更些細な事だ。
原作のテンポも損なわれてるかなー。
どうにもカタルシスの味わいがたいアニメだなあと思います。
「この期に及んで慎重論をとなえても」は「よくいってくれた」と対に
なっている言葉なので、単独で言われても威力ないよなあ……。
毒をくらわば皿までコンビは最初と最後で落差があるから面白いのに、それをちゃんと用意してくれないと、あんまり面白くないじゃないか。
さて今回は、
ザーリッシュ無双
の巻でした。
さすがは武勇でならすザーリッシュ公! まさに一騎当千といった佇まいですよね。
お願いだから敵と対峙してるときはファイティングポーズくらいとらせてあげてくださいよ。
すこし腰を落として、次の瞬間にどちらの方角にも対処できるようにしている、格闘家だけでなくアスリートならテニスプレーヤーもバスケ選手もバレー選手もカバティの選手もみんなやってるあのポーズですよ。
腰落とさないと、全然強そうにみえない、すくなくとも格闘のたしなみのある人物に見えないからぁぁぁぁぁ!
タイタニアのアニメがアニメ的におかしいのは今に始まったことではないので、今更なんですけどね。原作の小説では、作家がことさらに描写しなくてもなんとか表現のしようのある部分です。でもアニメなどの二次創作の時には、アニメ制作者側にその手の認識がないと、上手くいかんのだろうね。少なくとも、格闘する人の動きに全く関心がない人たちが作ってるのはわかった。
来週は最終回ですね。
ちょうどそのころに再読の3巻も読み終わりそうなので、まとめ感想など……書くのかなあ。やっぱり。