「タイタニア」1話

田中芳樹さんの小説が原作のアニメです。BSで先行放送していたシリーズですが、地上波の総合深夜にやってまいりました。
私は同じ作者の銀英伝・創竜伝・アルスラーン戦記とともにタイタニアも読んでいたんですが、この小説が発表されたのはちょうど私が田中小説をなんとなーく読まなくなってきたころでした。
タイタニアだけは続きが気になったので続けて購読してました。
結局3巻しか出ませんでしたけどね。
ずっと4巻が出るのを待ってたんですが。
それがどうして今頃いきなりテレビアニメになってるんですかね?
私には「いまさら」という印象が強いです。
当時アニメ化して欲しかったわけではないんですけど。
何故続きが気になっていたのかというと、アリアバートさんが大好きになってしまったからでした。
田中さんの小説は美形が多いのですが(銀英伝のラインハルトとか、創竜伝の兄弟とか)、アリアバートさんも美形です。
ただ、原作は小説なので、美形と言われてもそれは「文字情報」にすぎないのです。
こと小説に関する限り「美形」というのは、作中のエピソードでそういう設定として語られない限り、実感しずらい設定です。
逆に言うとどんなキャラとして扱われていたか、の方が重要なのです。
例を挙げれば、銀英伝でいうとピカピカの美形設定のラインハルトより、特に作中では美形とは語られてないヤンの方が人気があります。
ヤンのキャラクターの方が読み手に支持されたからです。
※ちなみに、ラインハルトに関して言えば、たまさか美形であったために、同じように美しい姉のアンネローゼが皇帝に見初められてしまった、というところから彼の物語が始まっていますので、「美形である」設定自体にも一応物語上の意味があります。が、キャラクターとしての魅力にその設定が寄与するかどうかは、別問題なんですね。
そんなわけで自分は面食いな訳じゃないよ!と言いたいがために長々と解説してきましたが、アリアバートさんが真価を発揮したのは物語最初の会戦で敗北して以降でした。
負けて男を上げる、とでも申しましょうか。
作中でそういう扱いだったんですが。
美形でこういう展開は新しいな、と当時思ったのを覚えています。
そして作者がこのキャラを今後どっち方向にもっていくのか、気になりました。
この辺はまだ1話しかアニメを見てない人にはネタバレかしらん。
すいません。
アニメ1話はアリアバートさんがふるぼっこにされるエピソードですからね。
がんばれアリアバートさん。
そんなわけでおそらくタイタニアを読んだ人の大半がヤンの系譜を継ぐヒューリック、もしくはタイタニア側の主人公ジュスランのファンなんじゃないかと思うのですが、一人でアリアバートを応援していきます。
とかいいつつマッドサイエンティストのドクター・リーも好きです。