絵が下手な人の絵の書き方

この前書いた絵を途中経過を記録してて繋げたやつです。
と言っても途中経過はスキャンじゃなくてiPhoneで撮影したやつなのでかなり歪んでます。照明もアレだし。

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「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」

TVアニメなんですけど、いいな、と思ったところをあげていきますね。
超ネタバレなので最終話まで鑑賞した人だけ見てください。
思いつくまま書き連ねたので時系列順でないです。
ファンタジー要素のある、軍事技術的には何世代か前の設定の、軍記物の作品です。

  • 1話で行ったセリフを最終回に説得力を持って繰り返し言う。
    「すべての英雄は過労で死ぬ」ってやつ。
    主人公イクタがぐーたらなので言い訳的な詭弁だと思ってたけど、最後まで見るとなぜ彼がそう思うに至ったか、話の積み重ねでわかるようになっている。そういう状況に持ってきて、改めて言わせる。しびれたね。
  • 「亡霊」に脅かされていた帝国軍が、最後にはそれを逆手に取ってブラフに勝つ。
    敵国の謀殺、諜報部隊である「カラ・カルム(亡霊部隊とも称される)」。話の途中でイクタたちはそれの存在に悩まされる。
    しかし最後の最後に、その「亡霊部隊」が敵に与える心理的影響を逆手に取って、自分たちの戦法として活用する。
    しかもカラ・カルムを殲滅した張本人であるトルウェイ・レミオンを利用して敵をやり込めるというところ。しびれたね。
  • 最初のと被るけど、「君をさらいに来たんだ、ヤトリ。未来のないこの国から」のセリフ、最終回に説得力を持って使う。しびれたね。
  • コメディパートだと思わせていた「勇者と戦士」のくだり。ずっとシリアスな展開が続いていた中の一服の清涼剤なんだけど、それが次の話の伏線になってる。
    「勇者でもいい。戦士でもいい。でもケダモノはアウトだよ」。しびれたね。
    サザルーフさんの「元勇者ってところだな」という返答が無難すぎて、その場で波風も立たず、かつ自分は戦士じゃないぞという主張も出来る。いやあ老獪ですなあ。
  • 主人公イクタとヒロインの一人であるシャミーユ。二人の邂逅と数奇な運命。第1話の、海に落ちたシャミーユを助ける、そのシーン全体で二人の関係性を既に表しきっている。
    海の中で、このまま死ぬのかと思ったシャミーユに一条の光が差し込んでくる。そして伸ばされる手が彼女を引き上げる。これはイクタとシャミーユの関係を象徴的に表しているシーンで、それを第1話でやってしまっている。しびれたね。
  • 「銃撃のレミオン」三男坊トルウェイを臆病だなんだとひたすらディスっていた長男サリハスラグ。演習中にまさにそのトルウェイに大将首である自分がピンポイントで狙撃される(演習なのでペイント弾を使っており、命に別条はありません)。その仕事をあえてトルウェイに任せるイクタと、見事にそれをなしとげるトルウェイ。この頃はエアライフル導入前だからまだ風銃なんだぜ。エアライフル使用時よりずっと近くで撃ってたはず。弟に兄貴を撃たせるイクタは相当人が悪い(褒め言葉)。世間的にはその直後のヤトリ無双の評価が高いけど、姫の命を守ったという観点から言えばイソンを狙撃したトルウェイの功績もかなり大きかったと思う。2話で最初の一発を仕留め損ねた時から確実に成長してる。しびれたね。
  • 4話。ヤトリと対決するイソン。普通に戦って白兵のイグセムに対抗するのは難しいと思うんだけど、彼は迷うことなくヤトリの動きを封じるために彼女の刀剣を自分の右手に貫通させまでして彼女の動きを止めている。この一瞬の状況判断、そして自分たちの目的のために、彼の片手がもう取り返しが付かないくらいの怪我を負っているのに痛がる素振りも見せない。イグセムとの物理交渉の一つとしての割り切り方が強く、脳内麻薬(アドレナリン)が出て、痛みを感じてすらいないのかもしれない。しびれたね。
  • マシュー。言われるまでもなく、撤退戦で帰る方の部隊に編成してもいいぞと言われて、イクタたちに食い下がるシーン。そしてその後見事にイクタ、ヤトリ、トルウェイのいない本陣をハロと二人で守りきっている。しびれたね。
  • ジャン・アルキネクス。言わずと知れた敵の指揮官。最後の4話しか出てないとは思えないほどの存在感。声の福山潤さんがまた素晴らしい。しびれたね。
  • キャラデザ。放送前の評判がひどいものだった。私も実際そう思ってた。でも始まってみると、動いてみると、皆実に魅力的だった。製作陣の読みの勝ちだと思う。しびれたね。
  • 最初の方でイクタがシャミーユのほおを片手で潰したり、ヤトリがトルウェイの両頬をつかんで顔をつぶすレベルまで変形させたりしてるけど、そのシーンのシャミーユ、トルウェイの顔が不細工だけど崩れ方が自然なんだよね。萌え絵アニメでは出来ない表現ではないだろうか。しびれるね。
  • 3話「高等士官学校の騎士団」。青春群像としていい。学生時代の交友関係は誰にとってもキラキラしたものだと思うけど、特にこの作品においてはこれが後の戦地での絆に繋がっている。
  • 貴族のコネで入隊し、軍人(司令官)としての素養が全然なく、戦闘がほとんどない北域鎮台の司令官という閑職を与えられたサフィーダ。鎮台を実質的に仕切っていたトァックが、サフィーダがシナークを攻撃したがっていたことに対するストッパーになっていたのだと思う。しかし肝心のシナーク(あるいは背後にいたカラ・カルム)が彼を抹殺してしまうという皮肉さ(あるいはキオカの狡猾さ)。彼の暗殺で北域動乱が開始される。彼の死がターニングポイントであり起点でもある。
  • 実際にイクタと最終決戦の戦場に一緒に赴いたのはヤトリ・スーヤ・ナナクの3名。でもそこにいないトルウェイを恐ろしいほど効果的に使うイクタ。ポーカーは絶対イクタと一緒にやりたくない
  • カンナの遺体を発見し、そしてリボンを手に取るイクタ。あえてそれを風で飛ばし、もう伝えられない別れを言う。悲しいね。
  • ナナクがピンチになって、彼女を助けるために自爆するハハシクのヒシャ。原作で初めて泣いたのがこのシーンだった。しびれるね。
  • ナナク対ヤトリと同時に亡霊部隊隊長であるニルヴァとデインクーンの一騎打ちが始まる。前者は剣で攻撃すると見せかけて、隠し玉は風銃。対してニルヴァのデインクーン対戦は、ニルヴァが風銃を使うと見せかけて剣を出し致命傷を負わせる。敢えて逆の構成にしてるんだろうなと思うと、しびれるね。
  • PVで多用されていたコピー「約束された敗北へひた走る戦いの物語」。これをシャミーユが決めセリフとして同じ意味の言葉を最終回に使ってるのが、しびれるね。
  • イクタがシャミーユに言われる「軍のトップまで登り詰め、『上手に負けろ』」のセリフは1巻で言ってたとのことだけど、全然覚えてないや。でも3巻までの内容を1クールで収めるなら、最終回に持ってくるのは妥当な改変だと思った。
  • 同じく7巻あたりで挟まるイクタとヤトリの邂逅編、順番を入れ替えシャミーユ誘拐事件の直後にやってるけど、これに関しては原作よりいい配置だと思った。しびれるね。
  • トルウェイが男子キャラの名前を「イッ君」「マー君」「デッ君」と親しげにあだ名で呼んでいるけど、女子キャラのことは「ヤトリさん」「ハローマさん」とさん付けで呼んでる。その変な距離感が好きですよ。
  • エアライフルを見ながらヤトリとの剣での戦いを思い出し「これではない、俺が持つべき武器は」と剣士としての誇りをモノローグで語っていた亡霊部隊カラ・カルム隊長ニルヴァが、トルウェイのエアライフル部隊に自分の部隊を壊滅させられるのが皮肉だなーと。トルウェイの報告を聞いたイクタがヤトリと「剣から銃の時代になりつつある」話をしてますけど、そこにもつながるのですかねえ。しかし、アニメでは原作3巻クライマックスのニルヴァ対ヤトリを端折ってましたね。全13話じゃ短すぎる。

よく考えるとアルデラミンを作ってるマッドハウスって「機動警察パトレイバーWXIII」(劇場版3作目)を作ったスタジオじゃないすか。私あの映画大好きなんですよ。

Amazonプライムやhulu、バンダイチャンネルでしたら会員なら見放題で見れますよ。

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